社員インタビュー

海外機関との交渉で輸出を支える

海外承認申請業務

安井美佐子

プライベートも大切にできる職場を求めて                    


大学時代に勉強した語学を活かせる仕事に就きたいと考え、就職活動では自動車業界だけでなくサービス業の会社の説明会などにも足を運んでいたのですが、そんな折、FTSの会社説明会で「語学を活かして活躍できる」とお聞きし、ぜひこの会社で働きたいと考えるようになりました。私は学生時代から旅行が趣味で、大学時代にはオーストラリアにも留学していました。社会人としてやりがいのある仕事に就きたいのはもちろんですが、その一方で趣味の時間を確保したい。そう考えた時、どうしても土日に休みが取りづらいサービス業よりも、自動車業界の会社を選んだ方が、自分らしいライフスタイルを守りながら仕事に打ち込めるのではと考え、FTSへの入社を決めました。

海外認証を得るための申請業務を担当                    


現在、私が担当しているのは、自社商品を輸出する際の海外認証申請業務です。海外に部品を輸出する際には、品質基準を満たしているかどうか各国の認証機関の許可を得る必要があります。この性能評価の申請業務を行うのが私の仕事です。単純に申請書を提出すればいいわけではなく、現地の認証機関との交渉業務なども発生します。認証取得のための試験項目は多岐にわたりますが、以前に似た製品で合格している場合には、試験実施のコストを抑え、より迅速に認証を得るため、試験免除の交渉を行います。また、認証機関に試験を任せた結果、本来であれば合格するはずの試験が不合格となる場合もあります。こうした時には、より確実に認証を得るため、海外出張し、正確な方法で行われるように試験に立ち会うこともあります。                                          

海外でのやりとりが自己成長の大きな糧に                            

最初のうちは専門用語が理解できず、やりとりに不安を感じていたため、主に電話やメールで現地の認証機関とやりとりを行っていましたが、それだけでは上手く交渉が進みません。そこで、必要な項目を抜けなく文書化し、数字などの根拠を示して論理的に説明を行うようになり、相手にもスムーズに理解してもらえるようになりました。また、海外出張で現地まで足を運び、実際に会って話をすれば、お互いの理解が深まることも学びました。はじめて韓国に出張したときには、韓国語しか通じず、携帯電話を駆使してなんとか切り抜けたことも。ただ、苦労の末に理解してもらえた時には嬉しかったですね。今後もグローバル展開が進み、ますます活躍の場が広がっていく中で、より一層自分を高めていければと思います。                                      

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